スワップ

FXのスワップポイントについて初心者向けに詳しく解説

FXには、外貨通貨の売り買いによって得られる利益(損失)のほかに、ポジションを持つことで所得できる「スワップポイント」による利益があります。FXのもう1つ稼げる方法、スワップポイントについて、初心者🔰向けに詳しく解説したいと思います。

FXのスワップポイントとは

FX初心者なので、スワップポイントについて詳しく教えてください。

FXをポジションで持つと、利益以外に得られる通貨間の金利差分のお金です。

スワップポイントとは”スワップポイント”または単に”スワップ”と呼ばれています。

スワップポイントは、2つの通貨を交換する時に生じる「金利差調整分」のことを指します。

高金利の国の通貨を買って低金利の国の通貨を売る場合に、その金利差分をスワップポイントとして受け取ることが出来ます。

また、反対に、低金利の国の通貨を買って高金利の通貨を売る場合は、金利差分のスワップの支払いが発生します。

スワップポイントを受け取る

高金利の国の通貨を買って、低金利の国の通貨を売る

スワップポイントを支払う

低金利の国の通貨を買って、高金利の国の通貨を売る
FX投資では「安いときに買って高いときに売る」、いわゆる売買差益が基本となりますが、スワップポイントは売買差益以外に利益を得るもう1つの方法です。

スワップポイントの計算、1年間から1日の利益を計算する

スワップ 計算

こちらでは、スワップポイントの、計算の仕方について解説していきます。簡単な計算方法なので皆さんもぜひやってみましょう。

スワップポイントの計算式

1年間のスワップポイントを計算する 為替レート×保有数量×金利差
1年間のスワップポイント÷365日=1日あたりのスワップポイント

計算式は上記のようになっています。
金利差が大きく比較的メジャーな通貨であるAUDJPY(豪ドル/円)金利差『1.4%』として、早速、計算してみましょう。

高金利国の通貨を『買う』ので買いポジションを持ちます

スワップの計算例

【条件 1豪ドル(AUD)=80円 買いポジションで1万通貨保有】

1年間のスワップポイント 80円×1万通貨×1.4% = 11,200円

1日あたりのスワップポイント 11,200円÷365日 = 約30円

以上のように、計算結果から、豪ドル/円(AUDJPY)で取引した場合、1日約30円のスワップポイントが発生することになります。

1年間ならスワップポイントだけでも1万1200円の利益になりますね。

1万通貨(1lot)年間1万1200円ですので、10万通貨(10lot)にすると、11万2000円です。

このようにスワップポイント上手く利用して金利差が高い通貨で『買いポジション』を保有すれば、スワップポイントが確実に増えていき、利益を出し続けてくれます。

スワップポイントはFX会社によって違う

スワップポイントで取引する通貨ペアが決まっていれば、その通貨ペアのスワップポイントが一番高いFX会社を選びましょう。FX会社で、同じ通貨ペアでもスワップポイントが違ってきます。

※例で、FX会社の2社のスワップポイントを比較してみました。

GMOクリック証券 10Lot(ロット)

  • メキシコペソ/円   165円/日 → 16,500円/年
  • 南アフリカランド/円 111円/日 → 11,100円/年 (2023年1月時点)

みんなのFX 10Lot(ロット)

  • メキシコペソ/円   171円/日 → 17,100円/年
  • 南アフリカランド/円 131円/日 → 13,100円/年 (2023年1月時点)

上の2社のFX会社を比較したところ、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円はどちらも、GMOクリック証券よりみんなのFXのがスワップポイントが高くなります。

2社の比較だけでも、スワップポイントは、メキシコペソ/円は6年、南アフリカ ランド/円に20円と違います。なので通貨ごとによって、FX会社も変えていきましょう。

さて、次では、スワップポイントを狙ってみたいがどの通貨が金利差が高いのかを特集していきます。

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