FX法人化をするにあたって、皆さん、まずは株式会社がいいのか、合同会社がいいのか、悩むところだと思います。一般的に、FX法人だけだったら、合同会社で、資本金10万円でなんて言われてます。
私も最初は、そうしようと思ってました。しかし、調べた結果、最終的に、株式会社を設立しました。そして、資本金額を10万円から300万円に増額しました。
なぜそうしたのかをこの記事では詳細に書いていこうと思います。
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FXに相性がいいのは、不動産投資!株式会社は会社を大きくできる
合同会社をお勧めする理由は、設立費が安いということです。株式会社は設立費に費用がかかります。私の場合は、会社ひとりで
でネット申請で、通常28万円を21万円で設立できました。
単純に資産運用だけだから、合同会社が安いしいいのかなと、ずっと思ってました。
しかし、私が選んだのは『株式会社』なんです。株式会社を設立したのは、いくつか理由があります。
FX会社の法人化には合同会社がいいのか、株式会社がいいのか?
副業禁止の職場なので、役員にはなれな
副業禁止の会社に勤めている方も多いと思いますが、私の職場も、副業禁止です。もともと会社の代表、役員になれません。
家族になって代表になってもらうおうと思ってますが、合同会社は、代表に全ての権限がありますので、いくら自分の会社だと証明したくても出来ないのです。
「もしも家族との関係性が悪くなったら?」
会社の資産は、自分の物とは証明できなくなる。自分の苦労が水の泡になるということにもなりかねない。(私も家族との関係はよいですが、あくまでも最悪を想定しました)
その点、株式会社には資本金を出資するという「実質的支配者」という項目があります。なんとこれは、登記簿に載らないんです。資本金を100%出資して、株式会社を設立して、「実質的支配者」なれば、自分の会社だと証明ができるんです。
FXに相性がいいのは、不動産投資!株式会社は会社を大きくできる
『不動産業をしたい』 実は、ここ1年半ほど不動産投資を始めたくて、いろいろと調べていたところです。
法人口座でFXトレードをすれば、個人で払う金額よりも、税金は少なくなります。ただ、それだけが目的なら、合同会社でも良いと思います。
しかし、私は、利益で上がった分を不動産のアパート購入費に回す予定です。法人化することで、どちらも1つの会社での事業なので、合算できてしまいます。
利益3000万円(FXトレード)- 損失3000万円(不動産購入費)= 法人の所得額 0円
と、なるんです。
『個人でのFX』、『個人で不動産』のままだといくらやっても、FXは分離課税なので、収益を合算できず、個人でのFXの儲けに対しては、20.513%の税金がいつまでもかかってきます。
銀行での融資が受けやすい
不動産を購入する時は、もちろん、全額自己資金で買う人はいません。
不動産のメリットであるレバレッジを効かせるためにも、銀行からの融資が必須ですね。
融資を受ける時、合同会社10万円、株式会社10万円、株式会社300万円 どれが融資を受けやすいのかと考えたら、株式会社300万円だと思います。
もともと、法人の事業内容に外国為替取引事業みたいな内容が入っていると、何をしている会社なんだろうと思って、銀行も融資したくありません。
資本金額10万円とか、資本金額が少ないと印象も悪いです。きちんと仕事する気がある会社なのかと思われてしまいます。
おまけに、銀行との融資交渉に私の会社ですと、いくら言っても、証明もできないし、代表でない自分が表に出ることも出来ません。
その点、株式会社は資本金を出した人に対して「実質的支配者」という取り決めがあり、資本金を出した人が会社を支配しているという考えに基づいています。
この会社はあなたの会社ですねと、銀行も評価してくれるんですようです。銀行で融資交渉をする上でも、株式会社というのが利点があるということなんです。